1990年、会社の帰りに小腹がすいたので、コーヒーショップでメニューを見上げてたら声をかけられた。
もしや取引先の人・・?と油断して言葉をかわした。
そして人生初、初対面の男性といっしょに喫茶店へ行ってしまったのだ。
その町は繁華街で、しかも私は「モテキ」だったので、いつも誘われないように小走りで走っていた。それなのに・・・・自分でもびっくり!!
色々話してくれた中で一番印象に残ったこと。
それは、先祖を円とすると、欠けている部分があって、私がそれを代わりに 埋めてあげることによって、先祖が成仏できるという話。
それを聞いた時、「これは真理だ」と直感した。
その人は、不思議な人だった。
私の良い部分だけを見て、悪い部分は見ない(見ないようにしているのではなく、ないと思っている?)ように感じた。
また、その視線からはすごく好意は感じるのだが、下心はまったく感じられなかった。
まったく「ありえない」人だった。
もしかして私の夫になる人かとも思った。
(まったくタイプではないが・・)
その人と再会の約束の日、不思議なことがおこった。
会社でワープロを打ち、プリントアウトしたら、まるで伏せ字のように記号が並んでいた。
同僚も「こんなの見たことがない」と気味悪がった。
私はなぜか、霊界が何かを教えているのだと感じた。
その後、その人の知人にビデオセンターでの学習を勧められた。
断る理由を探したが、思いつかなかったのでついて行った。
ビデオセンターで見たのは、当り障りのない霊界の番組。
ここでも断ることが出来ずに、受講を決める。
だが、その後の統一原理のビデオは、人生の様々な疑問に答えてくれ「そうだったのか」「そうだろうとも」がいっぱいだった。
伝道されてから6年後。
韓国からの帰りの飛行機で、隣の席の人と名乗りあった。
するとその人は、私の名前を知っていた。
あなたのために良くお祈りしてました。と・・。
霊の親(教会に導いてくれた人)の同僚の人だったのだ。
一人の人が導かれるまで、影でどれだけたくさんの人が精誠を積んでいるのか・・・。
2012年、夢を見た。
いつもの夢の感じとは違う、リアルさだった。
霊の親がうちの台所で、真のご父母様(文先生ご夫妻)にお供えするお皿を探していた。
私は、バラの花のお皿を差し出した。
彼は、「もっと大きくて白いのがいいんだけど」と
言った。
数日して真のお父様(文先生)聖和。(逝去)
霊の親は前年に亡くなっている。
本当に霊界で何かの準備をしていたのかも。
2014年10月執筆しました。